潮騒ボンバー日記

山下達郎フリークの筆者による、つれづれの雑記帳です。

新宿ロフトの山下達郎アコースティックライブ、曲を大胆予想してみる!

山下達郎さんの新宿ロフトアコースティックライブは、eplusでの予約期間が終わり、あとは結果を待つばかりとなりました。
新宿ロフトのキャパは、Webサイトで確認すると500〜550とありますが、今回は指定席をどのくらい確保するかで少し変わってくるでしょうね。一体何枚くらい発券するのか。
それを見越しても、2日で1,000名ほどの席(立ち見含む)しかないわけで、どの程度のチケット獲得倍率になるのか、不安が募る毎日です。

 

シュガーベイブ時代から出演していたロフト

達郎さん曰く、若い頃に散々お世話になったというロフト。いろいろと調べてみると、シュガーベイブ時代に荻窪ロフトで愛奴と対バンしたり、荻窪ロフト・下北沢ロフト・高円寺次郎吉という東京のライブハウスで毎月まとめて連続ライブしていたそう。

当時のフライヤーを見てみると、下北沢ロフトの出演バンドにシュガーベイブ、金子まりとバックスバニー難波弘之さん所属)、吉田美奈子withフライ、なんていうラインナップが並んでいたりして、感慨深いものがあります。
そして1976年3月31日、4月1日のシュガーベイブ解散ライブも荻窪ロフトだったのですね。
ソロになってからも、下北沢ロフトで文字通り「ソロ・コンサート」と銘打ってやったり、別の日には同じく下北沢ロフトで「SPECIAL JAM」というセッションライブを行っている達郎さん。山岸潤史さん(g)やジョニー吉長さん(d)らとセッションしていたようです。
今のところ、達郎さんのロフトでのラストステージは1978年6月30日の下北沢ロフト。その後、東京でのライブは日本青年館渋谷公会堂中野サンプラザ…へとステップアップしていきます。
今回は38年ぶりのロフト参上、となるわけですね。

 

ロフトでどんな曲をやってくれる?

さて、今回のスペシャルなアコースティックライブ、一体どんなセットリストを披露してくれるのだろうと、胸がときめきますね。
サンソンで達郎さんが毎週ちらっと語る近況によると、現在はスタジオワークで多忙とのこと。
打ち合わせとかリハーサルとか、どのくらい3人で合わせているのか(いないのか)定かではありませんが、あれこれいろいろと考えながら、私なりの曲目予想をいたします。

ちなみに、2008年のアコースティックライブの際、達郎さんはこんなことを言っています。
「3人編成だとレパートリーの制約がすごくある。これをやったらどうなるかって、試すのに手間がかかる」
当時試してみたのが、「THE THEME FROM BIG WAVE」、これは全然ダメだったとのこと。
さらに「PAPER DOLL」のビートと同じ「RAINY WALK」「あまく危険な香り」もダメ。
ドラムループで試した「MIDAS TOUCH」、再びの「あまく危険な香り」もやっぱりダメ。
困ったと考えあぐねてた時、伊藤広規さんの「BOMBERは?」との一言で冗談半分でやったらちゃんと成立したんだとか。
面白いですね。その場で聴いてたいですね。

 

1.過去のアコースティックライブから候補曲を探る

当ブログの記事「新宿ロフトで山下達郎アコースティックライブ!」にも書いていますが、これまでに(基本的に)3人でやったライブで、定番というか、何度もやっている曲があります。
1993年・1995年・2003年・2008年と開催していますが、その年のライブを1回としてカウントしています(アコースティックライブを過去4回やっているということ)。

<2回やった曲>
・HOW CAN I BE SURE
・LAST STEP
・雨は手のひらにいっぱい
・HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS
・LET IT BE ME
・YOUR EYES
・WHAT’S GOIN’ ON
・蒼氓
・さよなら夏の日
RIDE ON TIME

<3回やった曲>
ターナーの汽罐車
・SINCE I FELL FOR YOU
・SMOKE GETS IN YOUR EYES
・クリスマスイブ

<4回やった曲>
・PAPER DOLL

「PAPER DOLL」は過去4回すべてのアコースティックライブでやっていますね。
3回歌っている「SMOKE GETS IN YOUR EYES」はアカペラというか、カラオケコーナーになりますが、1回目、2回目は収録アルバム「SEASON’S GREETINGS」リリース間もない頃だったことも影響しているのかも。
クリスマスの曲もいくつかありますが、「クリスマスイブ」以外は時期的に今回はなさそう、と予想。
2回やった曲でも、最近続けている曲は可能性わりと高い。
RIDE ON TIME」は2003年FCイベントで「この曲をこの(3人の)編成でやることは一生ない」と言いつつ、2008年にもやっているので、今回も可能性大。

2.ロフトという切り口から候補曲を探る

20代の血気盛んだった頃にやっていたロフトだけに、達郎さん本人も、当時を知っているファンの方も、思うところはあるはず。
あの頃を知らない皆だって、70年代の風景を垣間見てみたい、聴いてみたいと思っている人は多いのではないでしょうか。
ということで、シュガーベイブ時代&ソロ初期の曲を過去やった中からピックアップ。

・過ぎ去りし日々
・雨は手のひらにいっぱい
・二人の夏
・シャンプー
・LOVE SPACE

「二人の夏」は愛奴のカバーですね。
「シャンプー」は1986年の「POCKET MUSIC」収録ですが、元は1979年にアン・ルイス用に書き下ろしているので初期曲という位置付けに。
「LOVE SPACE」、ライブアルバム「IT’S A POPPIN’ TIME」「JOY」共に収録されている、個人的に一番聴きたい曲。

3.達郎さんが弾き語りで歌ったことのある曲

ライブやラジオ番組など、達郎さんが一人でギター、またはピアノ(キーボード)で歌ったことのある曲。
弾き語りできるなら、3人編成でリ・アレンジという可能性はあるのではないでしょうか。
これに関しては、自分で聴いたことがあるものだけなので、漏れがかなりあると思いますが…

<過去のアコースティックライブで演奏>
・過ぎ去りし日々
・MY SUGAR BABE
・YOUR SUMMER DREAM
・YOUR EYES
・LAST STEP
・2000トンの雨

<ライブや番組などで演奏>
・GET BACK IN LOVE
・シャンプー
・セールスマンズ・ロンリネス
潮騒
希望という名の光
いつか晴れた日に
・ひととき
・世界の果てまで
・言えなかった言葉を
・おやすみ
・BLUE VALENTINE’S DAY
・一本の音楽

「BLUE VALENTINE’S DAY」は言わずと知れた大瀧さんの曲。「一本の音楽」は村田和人さん。ただ、ロフトでのライブで歌うのは、やっぱり違うかも…
「言えなかった言葉を」「2000トンの雨」「おやすみ」の3曲は、FCイベントでプレゼントされたCDの収録曲。RCA/AIR YEARSツアーの、どこかのライブでやった音源から。

4.アカペラコーナーの候補曲

今回はミニライブではなく、フルライブ(?)なので、おそらく恒例のアカペラ&カラオケコーナーはあると思います。
こちらに関しては、過去のアコースティックライブ、通常のツアーでやった曲が多いため省略。
基本的には「ON THE STREET CORNER1〜3」などからのチョイス。

 

勝手に予想、達郎さん新宿ロフトライブの演奏曲

といったあたりの事情を鑑み、行き当たりばったり&思い入れたっぷりでライブ曲を予想します。
曲順までは面倒なので、セットリスト化はやめておきます。順不同であしからず。

<本編>
・LOVE SPACE
・PAPER DOLL
・クリスマスイブ
・蒼氓
・さよなら夏の日
RIDE ON TIME
・過ぎ去りし日々
・雨は手のひらにいっぱい
・今日はなんだか
希望という名の光
・BOMBER
・ジャングル・スウィング
・世界の果てまで
・ONLY WITH YOU
・YOUR SUMMER DREAM

<アカペラ&カラオケコーナー>
・SMOKE GETS IN YOUR EYES
・CHAPEL OF DREAMS
・CAN’T TAKE MY EYES OFF YOU

<アンコール>
・LET IT BE ME
・LAST STEP
・YOUR EYES

これで21曲。最近の通常のライブだと、もう少しやってくれますね。
おそらく、リハの時間もそんなにないだろうと勝手に想像し、今までやったことのある曲を基本にピックアップ。
その上で、私自身が聴きたい曲をちょいちょい入れました!
ぜひぜひ「今日はなんだか」やってほしいですね。
「CAN’T TAKE MY EYES OFF YOU」は、CDも発売されたことですし、ツアーの余韻も冷めやらぬ、という今だからこそ。
78年までロフトでやっていた曲は、もっと入るかもしれませんね。
マニアックツアーでの、「ライブハウスでは、とにかく自分のやりたい曲をやる!」宣言とか、ボトムラインのライブで「IT’S A POPPIN’ TIME」を(一部)再現したかのような選曲とか…
あと、「LET IT BE ME」は当然まりやさんの飛び入り参加で。2日目だけということで。

38年ぶりのロフトの空気は、どんな感じなんでしょうね。